8日、東京競馬場で行われた1R・2歳未勝利(芝1600m)は、中舘英二騎手騎乗の1番人気シングンリターンズ(牡2、美浦・高市圭二厩舎)が優勝。この勝利がシングンオペラ産駒の中央・地方を通じた初勝利となった。勝ちタイムは1分36秒7(良)。1/2馬身差の2着には3番人気マイネルポンピオン、さらに1.1/4馬身差の3着には5番人気ナムラノブナガが入った。
勝ったシングンリターンズは、父シングンオペラ、母ピロット(その父ラムタラ)。叔父にタガノバスティーユ(ファルコンS-GIII)がいる血統。デビューからの2戦はいずれも3着だった。通算成績3戦1勝。
シングンオペラは、父オペラハウス、母がJRA1勝のタケノハナミ(その父ハードツービート)という血統。00年7月に船橋・岡林光浩厩舎からデビューし、01年共同通信杯(GIII)4着など、船橋所属のままJRAの芝戦線で善戦。同年4月に美浦・高市圭二厩舎に移籍した後も、青葉賞(GII)5着、アルゼンチン共和国杯(GII)3着などの活躍を見せた。通算成績16戦1勝(うち地方3戦1勝)。
現3歳が初年度産駒で、これまでに3頭が血統登録されている。