10日、川崎競馬場で行われた地方交流重賞・鎌倉記念(2歳、南関東G3・ダート1500m、1着賞金1000万円)は、左海誠二騎手騎乗の1番人気{horse=2005105620:ヴァイタルシーズ}(牡2、川崎・武井榮一厩舎)がスタートから先手を奪うと、直線では余裕の手応えで後続を突き放し、7番人気ノースダンデーに4馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分35秒1(稍重)。さらに2馬身差の3着に10番人気ブラウンアマゾン(北海道)が入った。
勝ったヴァイタルシーズは、父カコイーシーズ、母がJRA1勝のグランジョワ(その父メジロライアン)という血統。7月5日のデビュー戦は2着に敗れたが、2戦目の新風特別(川崎・ダート1400m)で2着に8馬身差をつける圧勝で初勝利。続く新星特別(川崎・ダート1500m)も逃げ切りで制し、前走の若武者賞(川崎・ダート1500m)は3着だった。通算成績5戦3勝(重賞1勝)。
なお、勝ったヴァイタルシーズには、12月19日に行われる全日本2歳優駿(交流GI)への優先出走権が与えられる。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。