産駒がセレクト初登場となるコントレイル(撮影:下野雄規)
7月10日(月)、11日(火)に北海道苫小牧のノーザンホースパークにて行われるセレクトセール。主催者が厳選した良質なサラブレッドが上場されることで知られ、今年も2日間で450頭以上のバラエティに富んだ幼駒が上場を予定している。
11日(火)に行われる当歳セールでは、20年に史上3頭目の無敗三冠馬に輝いたコントレイルの産駒が初登場。本稿では今年上場予定の同産駒を紹介する。
■上場番号370:ミスホロスコープの2023(牝)
いとこに18年の加年度代表馬にして、同年のケンタッキーオークスで2着に入ったワンダーガドットがいる。同馬は現在、日本で繋養されている。
■上場番号376:カレドニアロードの2023(牝)
母は17年の米最優秀2歳牝馬に選出。半兄は21年の同セールにて1億4850万円、半姉は22年の同セールにて1億2100万円で落札されている。
■上場番号387:シーズアタイガーの2023(牝)
母は13年の米最優秀2歳牝馬に選出。半兄に20年の同セールにて2億9700万円で落札されたダノンザタイガーがいる。
■上場番号398:ケンホープの2023(牡)
母は13年の仏G3グロット賞を制したほか、同年の英G1コロネーションCでも2着に健闘した。半姉は芝1400巧者として鳴らしたプールヴィル。
■上場番号409:リトルブックの2023(牝)
19年の日本ダービー馬ロジャーバローズが半兄にあたる。伯母は英G1馬ドナブリーニで、ジェンティルドンナなども近親にあたる超良血馬。
■上場番号440:ヴァラディヤの2023(牝)
伯母Valyraは12年にデビュー僅か2カ月で仏オークスを制覇。同レースでは無傷4連勝で仏1000ギニーを制したディープインパクト産駒Beauty Parlourを抑えての勝利だった。
■上場番号446:アマルティアの2023(牝)
おじにダートGI級競走9勝を挙げたエスポワールシチーや、20年のレパードSで2着に入ったミヤジコクオウ、3勝クラス在籍の現役馬テーオードレフォンがいる。
【上記以外のコントレイル産駒】
■上場番号305:モアナの2023(牡)
■上場番号310:パーソナルダイアリーの2023(牡)
■上場番号316:カーレッサの2023(牡)
■上場番号329:バイバイベイビーの2023(牡)
■上場番号343:エストレチャダの2023(牝)
■上場番号360:コンヴィクションIIの2023(牡)
■上場番号364:エストの2023(牝)
■上場番号383:ジェルミナーレの2023(牝)
■上場番号413:スウィッチインタイムの2023(牝)
■上場番号424:レディオブキャメロットの2023(牝)
■上場番号434:ゴーイントゥザウィンドウの2023(牡)
■上場番号451:スルターナの2023(牡)
■上場番号465:ヒミコIIの2023(牝)
■上場番号498:フェアウェルキッスの2023(牡)