デビュー戦を飾ったニシノオウジョ(カメラ・荒牧 徹)
7月9日の福島6R・2歳新馬戦(芝1200メートル=10頭立て)は、2番人気の
ニシノオウジョ(牝2歳、美浦・尾形和幸厩舎、父
リーチザクラウン)が逃げ切りで新馬勝ち。勝ち時計は1分11秒4(良)。
スタートを五分に出ると難なく主導権を奪ってマイペースの逃げに持ち込んだ。前半600メートル通過は35秒5。新馬戦としては速めのラップを刻んだが、直線に入ってもしぶとく粘り勝利で飾った。石川裕紀人騎手は「先行力を生かした競馬がしたいと思っていて、イメージ通りの競馬ができました。しっかり走ってくれて勝ち切ってくれて良かったです」と笑顔を見せた。