落札者の前田晋二オーナーが所有していたコントレイル
日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2023(主催・一般社団法人日本競走馬協会)は、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで2日目を迎えた。7月11日は今年生まれた当歳馬のセールで、午前9時30分にスタートした。
上場番号329番の「
バイバイベイビーの2023」(牡、父
コントレイル)は3億3000万円で落札された。アイルランド産の母は芝2000メートルのG3・ブルー
ウインドSを勝っており、近親には英ダービー馬の
サーペンタインがいる。購買者は
コントレイルの馬主でもあった前田晋二氏。
コントレイルの生産者である(株)ノースヒルズはこの日、上場番号316番の「
カーレッサの2023」(牡、父
コントレイル)を7200万円で落札。前田幸治代表は「落とせてよかった。
コントレイル産駒全体で期待している。馬の形や顔もスラリとしていて、脚もまっすぐ。肉付きもいいからね。この後も狙っていきたい」とコメントした。