「アルゼンチン共和国杯・G2」(9日、東京)
 ローシャムパークが宝塚記念15着からの巻き返しに臨む。前走後、喉の疾患の手術を敢行。術後は慎重に乗り込みを重ね、態勢を整えてきた。昨年の大阪杯2着などトップクラスの力は証明済み。伝統のハンデ戦で、悲願のG1奪取へ向けた新たな一歩を踏み出す。一方、データ班は
スティンガーグラスを推奨した。
 ▼傾向(過去10年)
 23年は3着同着。
 ▼人気      
 1番人気〈4・2・1・3〉
 2番人気〈2・0・1・7〉
 3番人気〈2・0・5・3〉
 4番人気〈0・3・1・6〉
 5番人気〈0・3・0・7〉
 勝ち馬8頭が3番人気以内、連対馬16頭が5番人気以内と平穏傾向。
 ▼
ステップ     宝塚記念〈2・0・0・3〉
オールカマ〈1・1・1・16〉
 天皇賞(春)〈1・1・0・3〉
 目黒記念〈1・1・0・8〉
 ダービー〈1・0・1・1〉
  青葉賞〈1・0・0・0〉
 OP競走〈1・3・0・42〉
  準OP〈2・2・6・9〉
 勝ち馬全頭が芝2200メートル以上戦から参戦。
 ▼前走内容    
 勝ち馬7頭が5着以内かつ、負けても0秒8差以内だった。また、同8頭が5番人気以内に推されていた。
 ▼馬齢      
  3歳馬〈2・0・2・1〉
  4歳馬〈5・3・4・22〉
  5歳馬〈1・3・4・45〉
  6歳馬〈1・2・1・29〉
 7歳以上〈1・2・0・31〉
 率で比較すると3&4歳馬が中心。
 ▼ハンデ     
 勝ち馬全頭が前走と同斤量か斤量減だった。
 ▼重賞実績    
 勝ち馬9頭に3着以内があった。
 ▼決め手     
  逃 げ〈0・0・0・10〉
  先 行〈5・2・2・31〉
  差 し〈3・7・7・44〉
  追 込〈2・1・2・43〉
 勝ち馬8頭が前走の4角を5番手以降で通過していた。
 ▼注目馬 全項目クリアはゼロ。減点1は
スティンガーグラスだけだった。着実に力を付け、前走でOP初勝利。悲願のタイトル奪取は目の前だ。(記録室)