現地時間14日、伊・サンシーロ競馬場で行われたジョッキークラブ大賞典(3歳上、伊G1・芝2400m)は、A.シュタルケ騎手騎乗の1番人気スキャパレリ Schiaparelli(牡4、独・P.シールゲン厩舎)が、シャンゼリゼ Champs Elyseesに1.3/4馬身差をつけて優勝。G1・3連勝を飾った。勝ちタイムは2分28秒50(良)。さらに1.1/4馬身差の3着にレイヴロック Laverockが入った。

　勝ったスキャパレリは、父Monsun、母Sacarina(その父オールドヴィック)という血統の独国産馬。全兄に00年独ダービー(独G1)、00年バーデン大賞(独G1)を勝ったSamum、全姉に02年独オークス(独G1)を勝ったSalve Reginaがいる。

　06年4月にデビューし、5戦目の独ダービー(独G1)でG1初制覇。その後も06年独セントレジャー(独G3)、07年ハンザ賞(独G2)などを制しており、今回の勝利でドイツ賞(独G1)、オイロパ賞(独G1)に続くG1・3連勝となった。通算成績13戦9勝(重賞6勝)。