今週の日曜日は、札幌競馬場でエルムステークス(GIII・ダート1700m)が行われます。
現在、エルムSは5年連続で前走マリーンS組が勝利を収めています。昨年は前走がマリーンSだった馬が1着から3着を独占。2年前は前走マリーンS組のワンツー決着となっています。
マリーンSが行われる函館ダート1700mとエルムSの舞台となる札幌ダート1700mは小回りのダート1700mで条件が非常によく似ています。前走マリーンS組がエルムSで良績を残すのは、札幌ダート1700mと酷似した条件を前走で経験している事が強みとなるからではないでしょうか。今年も前走マリーンS組には注目したいところです。
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昨年のエルムSでは【残った馬】のフルデプスリーダーが9番人気で優勝し、同じく【残った馬】のウェルドーンが6番人気2着になりワンツー決着! さらに先週のアイビスSDでは【残った馬】のオールアットワンスが9番人気で優勝。2着に【残った馬】で6番人気だったトキメキが入っています。
今週もケシウマの【残った馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走で東京に出走
[0-0-0-7]複勝率0%
該当馬: タイセイサムソン、ベレヌス、ワールドタキオン
(過去の該当馬:16年ジェベルムーサ2番人気7着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。なお、13年と21年は函館での開催となっています。
上位人気が予想されるタイセイサムソンが該当しました。
先述したようにエルムSと酷似した条件である函館ダート1700mを前走で経験しているマリーンS組に良績が集中している一方、エルムSの条件とはかけ離れた東京を経験してしまっている馬は結果を残せていません。
東京は広く直線も長いコースになりますので、エルムSが行われる札幌ダート1700mとは全く似ていません。前走でエルムSとは性質の全く異なるコースに出走した経験がマイナスに働いてしまうため、前走東京に出走した馬は結果を残せていないと考えられますので、今年もそのような馬は軽視するのが正解と言えるのではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『パーフェクト消去法』を是非お役立てください。