土曜札幌3Rの3歳未勝利(芝1200m)はハイアーレルム(牝3、栗東・安田隆行厩舎)の末脚に託す。

　父ハーツクライ、母の父ガリレオのクラシック配合で、体型的にも中距離向きのイメージ。ただ、1800m以上では進み過ぎたり、逆にハミを取らなかったりと、チグハグなレースが続いていた。しかし、初の芝1200mだった前走では後方待機から脚を伸ばし、0秒3差の5着に健闘。それも直線でスムーズに捌けていれば勝ち負けになったのでは…と思わせる走りだった。おそらく、この距離なら集中力が続くのだろう。いずれにしても未勝利終了まで残り1カ月余りというタイミングではあったが、きっかけをつかんだことは間違いない。

　もちろん、今回も芝1200mへ。前走は重馬場が味方した印象なので、時計勝負への対応がカギとなるが、そこはクリアしてくれると信じて勝負したい。