8月12日の芝1600メートル戦で初陣を予定しているエリカカリーナ(牝2歳、美浦・宮田敬介厩舎・父ミッキーアイル)は、芝、ダートを問わず短距離で4勝を挙げたキャレモンショコラを母に持つ。祖母も短距離で中央3勝を挙げており、母系は短距離色が色濃い。宮田調教師は「サクラバクシンオーの肌でゆくゆくは短い所になると思いますが、まずはゆったりと走れるマイルからと思っています」と、1600メートルを選択した経緯を説明した。

　7月27日、8月3日と戸崎圭太騎手が手綱を執り、美浦・Wコースを素軽い脚さばきで駆け抜けて好仕上がりを印象づけた。トレーナーは「まだ非力な面はありますが、スピードがありますし気性も前向きですね」。デビューに向けて着々と調整が進められている。