ヒヒーンの来週が楽しみだ(写真中央手前、撮影:井内利彰)
8月27日(日)に新潟芝1600mで行われる2歳重賞、新潟2歳S。ここへ出走を予定している馬たちの1週前追い切りが今朝17日に行われている。
阪神芝1600mの新馬戦を勝ったヒヒーン(栗東・須貝尚介厩舎)は、酒井学騎手が跨って、CWで3頭併せ。6F標識通過の時点で先頭だったが、後ろのヴェローチェエロ、ベルクレスタも3馬身も差のないところで追走していた。
4コーナーを回るところではヒヒーンが真ん中だったが、ゴール前ではヴェローチェエロとヒヒーンの追い比べ。手応えはヒヒーンが優勢で時計は6F79.1〜5F64.6〜4F50.4〜3F36.2〜2F22.6〜1F11.3秒。デビュー前から追い切りで動く馬ではあったが、レースを経験して、その走りに厚みが増した印象を受ける。
中京芝1600mの新馬戦を勝ったルージュスタニング(栗東・友道康夫厩舎)はCWでアイザックバローズ、メリオーレムを追走する併せ馬。岩田望来騎手(レースは菅原明良騎手が騎乗予定)が跨っていたが、前半はゆったりとしたラップ。4コーナーになって、最後の直線に向けてスピードに乗せていく感じだった。
最後の直線はインから抜け出す形だったが、その脚の速いこと。CWでの追い切りはデビュー前も含めて、やるたびに良くなっている印象で時計は6F81.2〜5F65.3〜4F49.9〜3F34.8〜2F21.8〜1F11.0秒。2F時計はこの日の一番時計だし、来週が楽しみになる動きといってよいだろう。
(取材・文:井内利彰)