差し届く展開なら侮れないトーセンサンダー(昨年6月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)
金曜正午の時点では3場揃って芝ダートともに良。小倉と札幌はあすまでに少々雨が降るかもしれないが、馬場に大きな影響はなさそう。新潟芝は依然として速めの時計が出ている。内外はフラット。ダートは相変わらず雨が降っていないのでパサパサ。先週の結果を踏まえれば、1200mも1800mも外枠の先行馬に分がある。
小倉はまだ2週を終えただけだが、開幕週の先々週に比べると、先週は時計がかかっていた。今週はさらにかかりそう。脚質の有利不利はなく、展開次第と考えたい。先週好調だったダンジグ系に注意。ダートは小倉にしては差しが決まっている。
札幌芝は先週の道悪開催の影響が大きく、3〜4角を中心に内側が荒れている。良でもそれなりに時計がかかりそう。芝1200mは中団前後で運べる外枠が有利。ダートは先行有利。待機組は4角までに前に取り付きたい。
【注目馬】
新潟11R・
ヘラルドバローズ…休み明けだが、ここ目標にしっかり仕上がっている。絶好外枠から好位につけられそうな組み合わせなので、待望のオープン初勝利を期待したい。
小倉12R・
ニシノコウダイ…ダンジグ系の
アメリカンペイトリオット産駒。前々走の未勝利は好時計勝ち。昇級戦の前走は後方からの競馬となって持ち味を生かせなかったが、先行できれば巻き返しがあっていい。
札幌10R・
トーセンサンダー…今夏の北海道では展開不向きや道悪に泣いて善戦止まりだが、今回は外差しが嵌まりそうな舞台設定。絶好7枠11番も追い風に突き抜けていい。