新潟6Rを制したセイウンサニー。鞍上の永野は地元での今年初勝利となった(カメラ・荒牧 徹)
8月27日の新潟6R・2歳新馬戦(ダート1200メートル=14頭立て)は、6番人気の
セイウンサニー(牝、美浦・伊坂重信厩舎、父
リーチザクラウン)が2番手から抜け出して勝利した。新潟出身の永野猛蔵騎手は地元での今年初勝利に「やっと勝てましたね」と笑みがこぼれた。勝ちタイムは1分13秒7(良)。
好スタートを切って逃げ馬の外の2番手を確保。絶好の手応えで最後の直線に向くと、外から迫った
カラフルメロディー(津村明秀騎手)を抜かせない根性を見せ、1馬身1/4差をつけてゴールに飛び込んだ。
永野は「調教からまたがっていて気も良く、動きも良く初戦からやれるのではと思っていました。ゲートも我慢して出てくれましたし、道中もいい感じでした。背中もいいですしね。
スピードがあるので1200メートルは良かったですし、芝でもやれると思います」と評価した。新潟に滞在しての勝利に伊坂調教師は「2歳馬同士で根性を見せてきれた。
テンションが高い馬なので滞在も良かったですね」と勝因を語った。