【ローズS】2走連続5馬身差圧勝のコンクシェル モレイラ騎手に騎乗依頼で勝負気配

2023年09月13日 07:30

重賞初制覇を狙うコンクシェル

◆第41回ローズS・G2(9月17日、阪神競馬場・芝1800メートル)

 1勝、2勝クラスを連勝中のコンクシェルが、重賞初制覇を狙っている。清水久調教師は「今年は(秋華賞の)ボーダーが高いので」とトライアル参戦を決断。2走続けて5馬身差の圧勝で「3走前はブリンカーを外したら、行きっぷりが悪かった。2走前からゲート裏で着けるようになって、前向きさが出ました」と明かした。

 7日の1週前追い切りは清水久師自ら手綱を執り、「好調キープ。精神面での成長が大きいですね。今ならワンターンでも集中できると思います」とコース替わりは意に介さない。ここ2戦はスピードの違いで逃げているが、「もともと差す競馬もしていますからね」とハナにこだわるつもりもない。

 僚馬コナコーストは秋華賞直行を表明しており、「どっちが強い? 一緒に走ってみなければ分かりません。2頭で行きたいですね」と桜花賞2着馬にひけをとらない評価だ。鞍上のモレイラは16年WASJで同厩舎のマジックシャトル騎乗が決まっていたが発走除外。今回は「たまたま空いていた」と厩舎として初めて正式に依頼しており、勝負気配が漂う。(玉木 宏征)

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