【オールカマー】クロフネ産駒が歴代1位タイの19年連続JRA重賞制覇へ マリアエレーナが参戦

2023年09月20日 20:00

昨年の小倉記念を制したマリアエレーナ(ユーザー提供:かっちゃそさん)

 クロフネ産駒のマリアエレーナ(牝5、栗東・吉田直弘厩舎)が、オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)で重賞2勝目を狙う。

 クロフネは01年にNHKマイルCとジャパンCダートを制した“二刀流の名馬”。種牡馬としても優秀でフサイチリシャールやカレンチャン、アエロリットなど、多くのGI勝ち馬を送り出した。一昨年の1月に23歳で死んだが、初年度産駒がデビューした05年から昨年まで18年連続でJRA重賞制覇を継続中。これは19年連続のパーソロンに次ぎ、ノーザンテースト、ブライアンズタイム、フジキセキと並ぶ2位タイの記録。今年も勝てばパーソロンと並んで1位タイとなる。しかし、ここまでのJRA重賞には延べ9頭が出走して未勝利となっている。

 マリアエレーナは昨年の小倉記念の覇者。その後は6戦して未勝利だが、天皇賞(秋)では大きな不利がありながら0秒7差の7着、3走前の大阪杯でも0秒5差の5着と、GIでも差のない競馬を演じている。初の中山がカギとなるが、大きな力差はないはず。55kgで走れるのはプラスなので、約1年ぶりのタイトル奪取といきたい。

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