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【こちら日高支局です・古谷剛彦】セプテンバーセール初日スワーヴリチャード産駒が最高価格2500万円で落札

2023年09月20日 11:00

2500万円で落札された「ヒシストーミイ2022」

 9月19日から21日までの3日間、北海道市場でセプテンバーセールが開催されている。セントライト記念を圧巻のパフォーマンスで重賞初制覇を飾ったレーベンスティール(牡3歳、美浦・田中博厩舎)は、一昨年に1900万円(金額は税別)で取引された。この世代は、兵庫チャンピオンシップと関東オークスで3着に健闘したメイショウオーロラ(牝3歳、栗東・本田厩舎)や高知3冠馬のユメノホノオ(牡3歳、高知・田中守厩舎)など活躍馬を多数送り出している。また、グランブリッジ(牝4歳、栗東・新谷厩舎)は、20年取引馬でエンプレス杯など牝馬の交流重賞を4勝。昨年の取引馬からオスカーブレイン(牡2歳、北海道・角川厩舎)、アメリアハート(牝2歳、北海道・小野望厩舎)、ヨシノヒローイン(牝2歳、北海道・松本厩舎)、ユウユウププリエ(牝2歳、岩手・佐藤祐厩舎)の4頭が、早くも地方重賞を制している。9月の市場は19年に再開したばかりだが、上場頭数との比率で考えれば活躍馬は多い。

 19日は、昼に通り雨はあったものの、朝の比較展示には多くの購買関係者が来場していた。売却総額は6億5640万円(前年比4380万円減)、売却率は67.96%(前年比10.5%)と、前年の初日と比較すると、上場頭数は同じにもかかわらず、どちらも減少した。この日の最高価格は、ヒシストーミイ2022(牡、父スワーヴリチャード)の2500万円で、(株)キャピタル・システムが落札した。新種牡馬リーディングをひた走るスワーヴリチャード産駒は、このセールで3頭が上場されるが、牡馬はこの馬が唯一。比較展示の時から馬体の良さも含めて多くの購買難傾斜の目を引いていた。また、牝馬の最高価格は、マルモセーラ2022(牝、父リアルスティール)の1650万円で、(株)レッドマジックが落札した。母が10年ファンタジーSの優勝馬で、その産駒もJRA勝ち馬を多数送り出している。セントライト記念を制したレーベンスティールと同じ、リアルスティール産駒という点からも注目されていた。

 セプテンバーセールの総括は、改めて来週に書きたい。(競馬ライター)

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