24日(土)に東京競馬場で行われるジャパンCダート(GI)に出走を予定している外国馬の調教状況及び関係者のコメントが13日、JRAより発表された。
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ジャックサリヴァン(セン6、英)
【調教状況】
競馬学校 天候:晴 馬場状態:良
アンドリュー・モリス調教助手騎乗
馬場入りし、常歩・速歩で1周半
※ゲート試験合格
【関係者の話(
アンドリュー・モリス調教助手)】
「馬は変わらず順調。JBCクラシックや武蔵野Sのレース映像を見たが、
パワーと
スピードを兼ね備えた馬でなければ日本のダート競馬は太刀打ちできないことがよくわかった。馬にまたがっての感触では、日本のダートはドバイと比べると少し深い感じがするが、ここでの足捌きも良く、レースでも問題なくこなしてくれるはず。ダートは昨年のゴドルフィンマイル(
ユートピアの3着)以来になりますが、本国ではダートのレースがないためで、この馬は芝よりもダートに適性を感じている。明日もキャンター程度の調教をする予定です」
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キャンディデート(牡5、英)
【調教状況】
競馬学校 天候:晴 馬場状態:良
ソニア・ベ
ランゲ厩務員騎乗
馬場入りし、常歩・速歩を1周の後、4Fをキャンター(最速1F21秒程度)
※ゲート試験合格
【関係者の話(
パトリック・デスモンド調教助手)】
「日本に来てから良好な状態がキープできています。ゲートについては、中で長く待たされることがなければ、レースでも大丈夫だと思うし、周りに多く馬がいる方が落ち着くタイプなので心配していません。明日もキャンター程度の調教をする予定で、速いところは(東京に移って)レースが近くなってからになると思います」
また、ジャパンCダートに出走予定の
スチューデントカウンシルが、13日11時55分に競馬学校に到着した。
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スチューデントカウンシル(牡5、米)
【関係者の話(ジェサス・
マルケス調教助手)】
「10時間半のフライトを含め、厩舎から白井まで15時間の輸送でした。長時間ながらスムーズに輸送を終えられたので、馬自体も元気いっぱいです。レースに向けて上々のスタートが切れたと思います。明日は、ダク〜常歩程度の軽めの調教を行います。それ以降は調教師と連絡を取り合い、詳細が決まっていくことになるでしょう」
なお、その他の外国馬の来日は、15日(木)の予定。