勝利したエリーズダイヤ(左から3人目は藤田菜七子騎手、右端はJRA通算500勝を達成した戸田博文調教師)(カメラ・荒牧 徹)
藤田菜七子騎手が、10月9日の東京8R・3歳以上1勝クラス(芝1400メートル、16頭立て)で、
エリーズダイヤ(牝3歳、美浦・戸田博文厩舎、父ハーツクライ)で逃げ切り勝ちし、今年のJRA11勝目を挙げた。
雨の中、果敢のハナに立つとマイペースに持ち込んだ。直線に入りギアを上げるとゴール前で2着の
アンタノバラードが迫ってきたが、首差退けた。未勝利馬を初勝利に導いた藤田菜七子騎手は、「ゲートを出てくれたので出して行って逃げる形に。前が降って湿った馬場になったのも良かった。未勝利馬の身だったので勝てて良かったです」と笑顔を見せた。