プロ野球のプレーオフにあたる『
クライマックスシリーズ』が10月14日(土)に開幕。
ファーストステージは
セントラル・リーグ2位の広島東洋カープと同3位の横浜DeNA
ベイスターズ、パシフィック・リーグ2位の千葉ロッテマリーンズと同3位の福岡ソフトバンク
ホークスの対決となる。競馬ファン目線での注目ポイントといえば、「日本シリーズで“馬主監督対決”は実現するか」では無いだろうか。
DeNAを率いる“ハマの番長”こと三浦大輔監督は、自身のトレードマークでもある「リーゼント」を冠名に複数頭を所有。代表馬の
リーゼントロックはダート重賞で活躍したほか、現在も4頭がJRAの現役馬として在籍している。
また、ロッテの吉井理人監督も馬主のひとり。いまは地方競馬で複数頭を所有しており、うち一頭の
リジンが浦和でデビュー4連勝中。同馬は伯父に日本ダービー馬メイショウサムソンがいる良血馬で、母フォーシームも自身が所有していた。
両者が日本シリーズで激突するには、
クライマックスシリーズで優勝する必要がある。DeNAは敵地マツダスタジアムでの戦いとなるうえに、両チームが
ファーストステージを勝ち抜いた先には、レギュラーシーズンで圧倒的な力を見せた阪神タイガースとオリックスバ
ファローズが待ち構えており、楽な戦いではない。だが、短期決戦(ポストシーズン)においては、143試合のペナントとは“別モノ”といわれるだけに果たしてどうなるか。
気づけば日中はかなり過ごしやすくなり、秋本番を迎えている。競馬界では今週末に秋華賞、その先は菊花賞、天皇賞(秋)とGIシーズンが到来し、野球界でもCSから日本シリーズへと一戦、一戦が見逃せない。スポーツの秋という言葉の通り、暮れにかけてますます盛り上がりを見せていく。