今週からは新潟競馬場も加わり「東京・京都・新潟」の3場開催へ。

　気温も落ち着いて、秋めいてきた今週。秋のGIシリーズもここからは怒涛の連続開催へ。まず今週は3歳牝馬の3冠目・秋華賞(GI・京都・芝2000m)が3年ぶりに京都競馬場で開催されます。

　注目はなんといっても、春の桜花賞・オークスの2冠を勝っているリバティアイランド。3冠牝馬の誕生なるかどうかでしょう。

　対するライバルも虎視眈々。春の実力馬に加え、夏の上り馬たちも最後の1冠を目指します。過去にもダントツ人気のソダシが負けるなど、秋華賞は波乱も起きるレース。今年はどんな結果が待ち受けているのでしょうか。

　それでは出走予定のメンバーを確認しておきましょう。

　まずは、なんといってもすでにGI3勝の世代筆頭馬・リバティアイランド(牝3・栗東・中内田充正厩舎)。1番人気はすでに確実。あとはどれくらいのオッズになるかだけです。

　対するはオークス2着だったハーパー(牝3・栗東・友道康夫厩舎)。桜花賞から鞍上を務めるルメールが今回も鞍上します。続いて前走ローズS1着のマスクトディーヴァ(牝3・栗東・辻野泰之厩舎)。近年レース相性の良い前走紫苑S組から1着モリアーナ(牝3・美浦・武藤善則厩舎)。さらにはオークス3着、前走クイーンSも1着となっているドゥーラ(牝3・栗東・高橋康之厩舎)などなど。

　もちろんこれ以外にも前哨戦で能力を見せている穴馬候補が多数出走します。1番人気馬から相手をどう探すのか、それとも波乱の大穴結末を狙うのか？ 馬券的にもかなり楽しみのあるレースになりそうです。

　こんな難解レースでこそチェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』です。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツール。激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする馬券作戦の心強い味方です！

　それでは10月13日(金)に出た『秋華賞』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。

　まずは人気トップが予想されるリバティアイランドは偏差値75で2位となりました。前走オークス時も偏差値75での1着。調子に関しては問題ないようです。

　対する、現在2番人気予想のハーパーは、偏差値66での7位でした。同馬にとってはこれは過去最高値。ここまで偏差値60ちょっとで結果を残してきたタイプなので今回も期待できそうです。

　次いで、3番人気になりそうなマスクトディーヴァは偏差値62とやや低めの11位となりました。ただこの馬も前走ローズS時も偏差値62からの快勝でしたから問題はないのかもしれません。

　問題は、偏差値75でリバティアイランドを差し置いて偏差値1位になっている馬。この馬は前走からかなりの上昇度がありそうです。気になる方はチェックしてみてください。

　さて、あなたの本命馬はどんな偏差値なのか？ この機会に『調子偏差値』を参考にしてみてはいかがでしょう。

　なお日曜日・東京11RオクトーバーS(L・芝2000m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。