18日、京都競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝1200m)は、小牧太騎手騎乗の1番人気ドキャーレ(牡2、栗東・大橋勇樹厩舎)が、5番人気ファイナルファイトに2.1/2馬身差をつけて逃げ切り、この勝利が新種牡馬サウスヴィグラス産駒のJRA初勝利となった。勝ちタイムは1分09秒6(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気マックスバリハイが入った。
勝ったドキャーレは、父サウスヴィグラス、母キウィカラー(その父ヘネシー)という血統。デビューからの2戦はいずれも2着に惜敗していた。通算成績3戦1勝。
サウスヴィグラスは父エンドスウィープ、母ダーケストスター(その父Star de Naskra)という血統の米国産馬。現役時代は03年JBCスプリント(交流GI、大井)を制したほか、重賞6連勝を挙げるなどダートの短距離戦線で活躍した。通算成績33戦16勝(うち地方9戦6勝、重賞8勝)。
現在は北海道新ひだか町のアロースタッドにて繋養されており、初年度産駒は94頭が血統登録されている。地方では6月5日の旭川1Rでマイアミフェスタが産駒初勝利を挙げている。