◆第59回京王杯2歳S・G2(11月4日、東京・芝1400メートル)=11月3日、美浦トレセン
マイルの新馬戦から距離を1ハロン短縮した前走で差し切り勝ちを収めた
アグラード(牡2歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父
ニューイヤーズデイ)は、レース前日は坂路を66秒2―15秒5。活気があり、集中力十分に駆け上がった。1週前の10月26日にはWコースで津村明秀騎手が騎乗し、馬場の外めを鋭く伸びてフィニッシュしたが、1日にも軽やかな伸び脚で駆け抜け、ポテンシャルの高さを感じさせている。高柳瑞調教師は「前走後は在厩で調整してきました。調子落ちはないし、マイルより1400メートルの方が競馬がしやすい」と自信をにじませる。