24日、京都競馬場で行われた白菊賞(2歳500万下、芝1200m)は、好スタートから中団を追走した池添謙一騎手騎乗の1番人気マイネレーツェル(牝2、栗東・五十嵐忠男厩舎)が、直線に向いて馬場の内めを伸びると、逃げ粘る4番人気パッションローズを1/2馬身差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分09秒6(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には6番人気ナムラウィッシュが入った。
勝ったマイネレーツェルは、父ステイゴールド、母ケイアイベール(その父サクラユタカオー)という血統の青森産馬。06年の八戸市場にて200万円(税抜)で落札されている。7月21日の小倉・芝1200mでデビュー勝ちを収めると、続くフェニックス賞(OP)で2着、1番人気に推された小倉2歳S(GIII)でも3着に入るなどオープンクラスで好走。前走はファンタジーS(GIII)に出走して8着だった。通算成績5戦2勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。