キングスコート「施設がすごい」「勝つことだけを考えて」英国の名手が初来日

2024年01月05日 06:00

 JRA参戦に気合が入るキングスコート(撮影・園田高夫)

 英国の名手が初来日だ。22年英ダービーをデザートクラウンで制し、同年の英チャンピオンSではベイブリッジをVへ導いたリチャードキングスコート騎手(37)が、今週の中山競馬から短期免許での騎乗を開始する。

 年明けの美浦トレセンに早速顔を出し、「施設がすごい。初めて見させてもらったけど、馬がキビキビと走っていて感動しています」と目を輝かせる。まだ来日して間もないため、「(年始で)まだお店が閉まっているので、日本食はまだです」と苦笑いを浮かべつつ、「(日本馬で)印象に残っているのは、もちろんイクイノックス。日本競馬は競争が激しいので、どこまでやれるか不安はあるが、楽しみですね。勝つことだけを考えて頑張りたい」と腕をぶしていた。

 フェアリーSで騎乗するジークルーネには3日の追い切りにまたがり、「いいペースで走り、バランス良く加速してくれました。申し分ない動き」と好感触をつかんでいる。いきなり日本の競馬ファンに、あいさつ代わりの重賞Vを届けるか。(デイリースポーツ・刀根善郎)

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