【日経新春杯】牝馬の14年ぶり勝利なるか シンリョクカが初タイトル狙う

2024年01月10日 18:45

軽量を味方に上位進出を狙うシンリョクカ(昨年11月撮影、ユーザー提供:アールドさん)

 紅一点のシンリョクカ(牝4、美浦・竹内正洋厩舎)が、日経新春杯(4歳上・GII・芝2400m)で重賞初制覇を狙う。

 シンリョクカは父サトノダイヤモンド、母レイカーラ、母の父キングカメハメハの血統。ここまで6戦1勝。キャリア1戦で挑んだ2歳時の阪神JFでは、12番人気の低評価を覆してリバティアイランドの2着に健闘。3歳時の4戦は勝ち負けに届かなかったが、3走前のオークスは2着から0秒3差の5着、前走のエリザベス女王杯は0秒5差の9着だから、大きく負けているわけではない。軽量を味方につけられれば、牡馬相手のGIIでも好勝負になっていい。

 そもそも日経新春杯は人気薄の牝馬がよく走るレース。勝ったのは10年メイショウベルーガが最後だが、その後も15年に10番人気フーラブライドが2着、21年に13番人気ミスマンマミーアが2着と健闘している。今年も牝馬が高配当の使者となるか、要注目したい。

【日経新春杯で馬券に絡んだ2桁人気の牝馬】00年以降
・08年…3着テイエムプリキュア(12番人気)
・09年…1着テイエムプリキュア(11番人気)
・10年…3着レッドアゲート(12番人気)
・15年…2着フーラブライド(10番人気)
・21年…2着ミスマンマミーア(13番人気)

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