フサイチパンドラが引退、繁殖入り

2007年12月26日 13:55

 JRAは26日、06年のエリザベス女王杯(GI)を制した{horse=2003103043:フサイチパンドラ}(牝4、栗東・白井寿昭厩舎)が、同日付でJRA競走馬登録を抹消すると発表した。今後は繁殖入りする予定だが、繋養先は未定。

 フサイチパンドラは、父サンデーサイレンス、母ロッタレース(その父Nureyev)という血統。従兄に84年愛ダービー馬エルグランセニョール El Gran Senorなど、活躍馬多数の名門出身。03年のセレクトセール当歳にて8700万円(税抜)で落札されていた。

 05年11月にデビュー勝ちし、2戦目の阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)で3着。昨年は桜花賞(GI)で14着と敗れるも、オークス(GI)2着、秋華賞(GI)3着とGI戦線で好走を繰り返し、7番人気で出走したエリザベス女王杯ではカワカミプリンセスの降着により2位入線から繰り上がり、重賞初制覇を果たした。今年に入り、札幌記念(GII)で重賞2勝目を挙げ、2連覇を狙ったエリザベス女王杯はダイワスカーレットの2着。引退レースに予定していた有馬記念(GI)は左寛跛行のため出走取消となり、ジャパンC(GI)9着が最後のレースとなった。通算成績21戦4勝(うち地方1戦0勝、重賞2勝)。

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