20、21日の中山、京都、小倉を舞台に3歳新馬戦が計8レース行われ、日曜京都2R(ダート1800m)では
サンライズソレイユが1番人気に応えて快勝した。19年のオークス、秋華賞、
ジャパンCで2着に入った
カレンブーケドールの弟。まだ心身ともに幼く前半の進みは悪かったが、高いポテンシャルを秘めている。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
サンライズソレイユ(牡、父
キズナ、栗東・矢作)
日曜京都2R・ダート1800m、川田「心も体もまだまだ幼く、これからもっと良くなってくる馬だと思います。まずは無事に初戦をクリアできて良かったです」(レース評価C、将来性★★★★)
エクリプスルバン(牡、父シニスターミニスター、,美浦・田中博)
土曜中山4R・ダート1800m、戸崎圭「追い切りの動きは良かったのですが、頭の高いフットワークがどうかと思っていました。ただ、レースではリズム良く走れたし、なかなかのセンスの良さを見せてくれました」(B、★★★)
ネグレスコ(牝、父
カリフォルニアクローム、栗東・西園正)
土曜京都3R・ダート1200m牝馬限定、A・ルメートル「スタートは普通でしたが、先生から積極的に運んでほしいと言われていました。2番手を取れてからはいい感じでしたし、直線も仕掛けてからいい反応でした。先頭に立つと物見をしていましたが、いい走りができました。いい馬だと思います」(B、★★★)
レッドテリオス(牡、父
ジャスタウェイ、美浦・古賀)
日曜中山6R・芝2000m、三浦「返し馬から幼い面を見せていたけど、精神的には余裕があった。こういう馬場は得意ではないけど、他の馬よりも体力があった分、こなしてくれた。残り1Fでエンジンが掛かってからの伸び脚は良かったですね。まだ心身ともに成長の余地があるし、タフな馬場を経験できたのは大きいと思います」(B、★★★)
ダノンピレネー(牡、父
キズナ、栗東・高柳大)
土曜京都5R・芝2000m、坂井「初めてまたがりましたが、返し馬から雰囲気が良かったです。跳びが大きいので外枠でリズム良く運ぶ形が合っていたんでしょう。最後もしっかり脚を使ってくれて、いい内容だったと思います」(C、★★★)
ジャンヌローサ(牝、父
イスラボニータ、美浦・蛯名正)
日曜京都5R・芝1600m、A・ルメートル「スタートが良かったですし、馬の気持ちを優先してそののままハナへ。道中は集中して走れていました。直線で物見するようなところがありましたが、長くいい脚を使ってくれました」(C、★★★)
メイショウヤマモモ(牝、父
モーリス、栗東・高橋亮)
日曜小倉5R・芝1200m、秋山真「ケイコに乗った時の動きが良く、いい馬だと思っていました。スタートも思ったよりついて行けたし、調教が結びついて良かったです」(C、★★★)
テンクウジョー(牡、父
マクフィ、美浦・小西)
土曜中山3R・ダート1200m、横山和「まだ子どもっぽいけど、きょうは枠が良かったし、いい形で競馬ができました。まだまだ覚えることはたくさんあります」(C、★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)