「不治の病」屈腱炎から復活した名馬とは カネヒキリやサンライズペガサスら回想

2024年02月01日 18:45

屈腱炎から復活し、08年の東京大賞典を制したカネヒキリ(撮影:高橋正和)

 昨年の大阪杯の覇者で、右前浅屈腱炎を発症したジャックドール(牡6、栗東・藤岡健一厩舎)が現役続行することが1日に報じられた。

 競走馬にとって「不治の病」ともいわれる屈腱炎だが、最近では復帰する馬も少なくない。とりわけ有名なのがダートで一時代を築いたカネヒキリだ。4歳時の帝王賞で2着の後、屈腱炎を発症すると、復帰を目指していた5歳秋に再発。それでも6歳秋に復帰すると、ジャパンCダートと東京大賞典を制し、3年ぶり2度目のJRA賞最優秀ダートホースに選出された。

 他でもサンライズペガサスは2度の屈腱炎から復活し、7歳時に大阪杯と毎日王冠を制している。また、グランデッツァは屈腱炎から復帰後、2戦続けてダートで大敗したが、芝に戻ると都大路Sを日本レコードで制覇。6歳時の七夕賞では3年4カ月ぶりの重賞タイトルを獲得した。

 現役ではドライスタウトやドゥーラが屈腱炎で休養中。ジャックドールも春の大舞台を前に休養を強いられることになったのは残念だが、競馬場に帰ってくる日を心待ちにしたい。

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