淀短距離S、ファイングレインが内から抜け出す

2008年01月19日 15:45

 19日、京都競馬場で行われた淀短距離S(4歳上OP、芝1200m)は、幸英明騎手騎乗の4番人気{horse=2003102667:ファイングレイン}(牡5、栗東・長浜博之厩舎)が、道中は後方待機から、直線では内に進路を取ると、一完歩ごとに加速し、ゴール寸前で先に抜け出した2番人気クールシャローンを1/2馬身差交わし優勝した。勝ちタイムは1分09秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には3番人気ステキシンスケクンが入った。1番人気に推されたカノヤザクラはスタートでの出負けもあり5着に終わっている。

 勝ったファイングレインは、父フジキセキ、母がJRA3勝のミルグレイン(その父Polish Precedent)という血統。伯母に95年愛オークス(愛G1)、ヨークシャーオークス(英G1)を制したピュアグレイン Pure Grainがいる。

 05年9月のデビュー戦(札幌・芝1200m)を勝利で飾ると、あけび賞(500万下)を連勝。3歳時はニュージーランドT(GII)2着から臨んだNHKマイルC(GI)でもロジックの2着と好走したが、レース後に右前脚種子骨の骨折が判明した。約1年の休養から復帰した後は、6戦するも未勝利。前走は昨年12月のファイナルS(OP)に出走して9着だった。今回の勝利が、あけび賞以来約2年2か月ぶりの勝利となった。通算成績13戦3勝。

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