3月10日の中山3R・3歳未勝利(ダート1800メートル＝16頭立て)で、単勝130・6倍の万馬券が飛び出した。勝ったのは、勝浦正樹騎手が騎乗した12番人気のエアロソニック(牡3歳、美浦・鈴木慎太郎厩舎、父アポロソニック)。スタートでは行き脚がつかず道中は中団の後方から追走。脚を溜めて3角から外を上がっていき、直線でしぶとく脚を伸ばして差し切った。前走は芝2000メートルの新馬戦で13着に敗れていたが、4か月ぶりでダート替わりとなった2戦目で大波乱を巻き起こした。

　2着には6番人気のカマクラバクフ(木幡巧也騎手)、3着には4番人気のロードインフェルノ(永野猛蔵騎手)。馬連(10)―(16)は9万1630円、馬単(10)→(16)は30万9700円。3連複(7)―(10)―(16)は23万6940円、3連単(10)→(16)→(7)は224万6870円で、朝からビッグ配当が飛び出した。