11日、東京競馬場で行われた共同通信杯(3歳、GIII・芝1800m)は、蛯名正義騎手騎乗の6番人気{horse=2005101397:ショウナンアルバ}(牡3、美浦・二ノ宮敬宇厩舎)が、道中は好位追走から、直線に向くと力強い伸び脚を見せ、内から差を詰めた5番人気タケミカヅチに1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分47秒6(良)。さらに3/4馬身差の3着には11番人気マイネルスターリーが入った。1番人気のサダムイダテンは直線伸びるも5着まで。
勝ったショウナンアルバは父ウォーエンブレム、母は仏4勝のシャンラン(その父Great Commotion)という血統。同級の半姉に昨年のフラワーC(GIII)を勝ったショウナンタレント(牝4、父アグネスタキオン)がいる。
昨年7月1日に福島でデビューし、7月28日の2戦目(新潟・芝1600m)で初勝利。約6か月ぶりとなった前走の若竹賞(500万下、中山・芝1800m)で2勝目を挙げ、今回の勝利で3連勝を達成するとともに重賞初制覇を飾っている。通算成績4戦3勝(重賞1勝)。
鞍上の蛯名正義騎手は、昨年の有馬記念(GI、マツリダゴッホ)以来のJRA重賞制覇で、通算78勝目。管理する二ノ宮敬宇調教師は、昨年のフラワーC(GIII、ショウナンタレント)以来のJRA重賞制覇で、通算12勝目となった。
また、ウォーエンブレム産駒はJRA重賞初制覇となっている。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。