17日、東京競馬場で行われたダイヤモンドS(4歳上、GIII・芝3400m)は、安藤勝己騎手騎乗の1番人気{horse=2001103371:アドマイヤモナーク}(牡7、栗東・松田博資厩舎)が、中団追走から直線で外に持ち出されて伸び、2番人気コンラッドに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分33秒6(良)。さらにハナ差の3着には12番人気レーザーズエッジが入った。
勝ったアドマイヤモナークは、父ドリームウェル、母スプリットザナイト(その父トニービン)。伯父に95年目黒記念(GII)、96年日経新春杯(GII)を制したハギノリアルキングがいる血統。01年セレクトセール当歳にて2200万円(税抜)で落札されている。
03年10月にデビューし、9戦目で初勝利。その後も芝の長距離戦で勝ち星を重ね、06年3月のサンシャインS(1600万下)を勝ってオープン入りを果たした。昇級後は昨年の七夕賞(GIII)2着、ステイヤーズS(GII)3着などの活躍があり、前走の日経新春杯で重賞初制覇。今回はトップハンデとなる57.5kgを背負っての出走だった。通算成績39戦8勝(重賞2勝)。
鞍上の安藤勝己騎手は京都牝馬S(GIII、アドマイヤキッス)に続く今年のJRA重賞3勝目で通算57勝目。管理する松田博資調教師も同レースに続くJRA重賞制覇で今年3勝目、通算では43勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。