【京王杯SC】ウインマーベル 昨年負けたレッドモンレーヴを鼻差制してリベンジ成功!鞍上「成長を感じます」

2024年05月12日 06:00

 レッドモンレーヴ(左)の猛追を退け、京王杯SCを制したウインマーベル(撮影・棚橋慶太)

 「京王杯SC・G2」(11日、東京)

 ゴール前はし烈な争いだった。4番手からレースを進めた1番人気ウインマーベルと、最後方から追い込んだ2番人気レッドモンレーヴ。ラスト100メートルで馬体を併せ、両馬とも一歩も譲らない激しい競り合いを制したのはマーベルだった。昨年、半馬身差で敗れた相手に鼻差で勝利し、見事にリベンジを果たした。

 ゴール前で一度は前に出られたが、そこからもう一度伸びてのV。松山は「かわされたと思ったけど、差し返してくれた。マーベルが最後まで頑張って強い競馬をしてくれた」と相棒をたたえる。好スタートから4番手を確保し、ロスのない競馬を展開。「ほかの馬を見ながら、自分の取りたいポジションで競馬ができた」と振り返る。武器である立ち回りのうまさを最大限に生かした。

 昨年はレッドモンレーヴの末脚に屈した。鞍上は「2着で悔しい思いをしたけど、きょうはしっかり勝ち切ってくれた。成長を感じます」とうなずく。この一年で阪神Cと阪急杯をV。高松宮記念は重馬場と展開に泣いて12着に敗れたが、良馬場のここで巻き返した。確実に進化している。

 今後について、深山師は「馬の状態を見ながらオーナーと相談したいです」と説明する。次戦は未定だが、これで重賞4勝目とした5歳馬の次なる目標はG1初制覇だろう。さらなる栄冠を求め、高みに向かって突き進む。

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