デアマトローナの兄ダノンマッキンリー(左)=ファルコンS優勝時
競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。
今年のダービーは
ダノンデサイルが栄冠をつかみました。皐月賞の出走取消からのVには驚きましたが、横山典Jの手腕が光った鞍でしたね。関係者の皆さま、おめでとうございます!
そしてダービーからダービーへの言葉通り、今週から2歳新馬戦が始まり、来年のダービーを目指す戦いが始まります。POGも新たなスタートとなりますし、昨年に引き続いてビッグレースを制覇すると意気込む人も、今年こそはとリベンジを狙う人も楽しんでいきましょう。
今週のデビューを予定していた
クラリネットソナタ(牝、田中博、父
ナダル、母レニーズゴットジップ)はフレグモーネを発症して回避することになりました。筆者がおすすめしていた馬だけに残念なのですが、まずは無事に初戦を迎えてほしいですね。
ダノンマッキンリー半妹
デアマトローナ(牝、国枝、父
キズナ、母ホームカミングクイーン)が帰厩し、30日の美浦Wで5F67秒9-38秒1-12秒4をマークしました。1本目としては上々だと思いますし、6月22日の東京芝1400mでのデビューへ向けて調整が進められます。
アルレッキーノ(牡、国枝、父
ブリックスアンドモルタル、
チェッキーノ)は6月9日の東京芝1800mが本線。
プリモシークエンス(牡、木村、父
エピファネイア、母プリモシーン)は6月22日の東京芝1800mが目標。ノーザンF天栄に放牧中の
ヴィジョンメーカー(牡、林、父
ルーラーシップ、母タッチングスピーチ)は7月20日の福島芝2000mを目標に調整されるとのことです。(馬サブロー美浦支局・木村)