【POG】来週の新馬戦はレーン騎乗の堀厩舎2騎が楽しみ(美浦発)

2024年06月15日 11:21

堀調教師

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 まずは先週の新馬戦の振り返りからいきましょうか。9日の東京芝1800mは関西馬クロワデュノール(牡、斉藤崇)が勝利。関東期待のアルレッキーノ(牡、国枝)は2着でした。パドックではかなり幼いしぐさを出していたクロワデュノールでしたが、レースでは優等生でしたね。好位から抜け出す横綱相撲。いろんなところで取り上げられているように後半のラップが非常に優秀で、早くもダービー候補の出現かと話題になっていますね。実際キタサンブラック産駒で距離が延びても対応できそうなタイプ。先々が非常に楽しみですね。

 8日の東京芝1600mはコートアリシアン(牝、伊藤大)が5馬身差の圧勝。こちらも非常に強い内容だったと思います。これがサートゥルナーリア産駒の中央初勝利となりました。1番人気に支持されていた筆者のPOG馬グラフレナート(牡、宮田)は6着。ちょっと気持ちが後ろ向きだった印象ですね。少し時間がかかりそうな感じです。

 そして来週の新馬戦には美浦Wで軽快な動きを見せている堀厩舎2騎が出走を予定。サトノカルナバル(牡、父キタサンブラック、母リアリサトリス)、ソロモン(牡、父ミッキーアイル、母シロインジャー)は調教もずっと一緒に他馬も交えながら併せ馬を消化してきました。デビュー戦は前者が22日の東京芝1400mで、後者が22日の東京芝1800m。鞍上はともにレーンを予定しています。血統のイメージでは逆かな?とも思っていましたが、こうなるようです。レースが楽しみですね。

 POGの人気どころではプリモシークエンス(牡、木村、父エピファネイア、母プリモシーン)が22日の東京芝1800mをルメールで予定。

 22日の東京芝1400mにはデアマトローナ(牝、国枝、父キズナ、母ホームカミングクイーン)がルメールで予定しています。(馬サブロー美浦支局・木村)

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