6日、90年の朝日杯3歳Sを勝った{horse=1988107894:リンドシェーバー}(牡20)が、北海道浦河の日高スタリオンステーションを退厩。今シーズンは、JBBA日本軽種馬協会十勝種馬場で種牡馬生活を送ることになった。
同馬は父Alydar、母ベーシイド(その父Cool Moon)という血統。89年の米・キーンランドイヤリング(1歳)セールにおいて52万5000ドルで落札された。
90年7月のデビュー戦(札幌・芝1200m)を8馬身差で圧勝すると、続くクローバー賞(OP)も制覇。函館3歳S(GIII)は2着に敗れたが、朝日杯3歳S(GI)をレコードで優勝した。翌年はヒヤシンスS(OP)を勝ったが、弥生賞(GII)2着後に骨折が判明。6戦4勝(重賞1勝)の成績で引退した。
翌92年から日高スタリオンステーションで種牡馬入り。これまでにギャラントアロー(スワンS-GII、ファルコンS-GIII)、サイコーキララ(4歳牝馬特別・西-GII)、レインボークイーン(クイーンS-GIII)、ルスナイクリスティ(ファルコンS-GIII)、オンワードセイント(エンプレス杯-交流GII)、メイショウムネノリ(兵庫チャンピオンシップ-交流GII)などの重賞勝ち馬を輩出している。母の父としても今年の川崎記念(交流GI)を勝ったフィールドルージュ(父クロコルージュ)を出している。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。