9日、阪神競馬場で行われたアルメリア賞(3歳500万下、芝1800m)は、安藤勝己騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.2倍)レッドシューター(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、道中は終始中団の外々を追走。直線半ばで満を持して追い出されると鋭く突き抜け、逃げ粘る7番人気マイネルインゼルに3馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは1分48秒0(良)。さらにアタマ差の3着には3番人気マルティンスタークが入った。
勝ったレッドシューターは、父Red Ransom、母Aspiration(その父Sadler's Wells)という血統の愛国産馬。叔父に01年のイタリア2歳王者ショロコフ Sholokhov、従兄に昨年の愛ダービー(愛G1)を9馬身差で圧勝したソルジャーオブフォーチュン Soldier of Fortuneがいる。06年タタソールズオクトーバーイヤリングセールにて33万ギニーで落札されていた。
2月2日のデビュー戦(東京・芝1800m)を2番手から楽に抜け出す競馬で快勝。続く前走の500万下(東京・芝1800m)では単勝1.5倍の圧倒的1番人気に推されるも3着に敗れていた。通算成績3戦2勝。