昨年から土日とも約20億円超の売り上げ増となった新潟競馬
JRAが暑熱対策として、今年の夏の新潟競馬で2週間、特に気温の高い昼間に約3時間半の“休止期間”を導入した。
暑熱対策により、売り上げにも変化が生まれた。新潟、札幌ともに土日で前年比増を記録。注目すべきは、従来の最終レースが終わった時間帯に行われた新潟9〜12Rだ。土日平均で12億9795万1475円と好調で、売り上げ総額が土日とも前年比20億円超の大幅増となった要因になった。じっくりと遅くまで競馬を楽しみたいファンが、馬券を購入したのがうかがえる結果に。新潟が昼休みだった時間帯の札幌も新潟ほどではないが、各レースできっちり前年比増を確保していた。
入場者数は新潟、札幌の両方で2日間とも前年比増。新潟は土日、札幌は日曜でフリーパスにしたことも手伝い、それぞれ約3000人ほど増える形になっていた。