30日、中山競馬場で行われた2R・3歳未勝利(ダート1800m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気ダノンマスターズ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)が、2番手追走から早めに先頭に立つと、直線で後続を突き放し、ゴール前で差を詰めた3番人気メジロティモンに1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分56秒5(良)。さらに3.1/2馬身差の3着には4番人気ルナエクリプスが入った。
勝ったダノンマスターズは父シンボリクリスエス、母マストビーラヴド(その父サンデーサイレンス)。半姉に05年桜花賞(GI)、NHKマイルC(GI)を勝ったラインクラフト(父エンドスウィープ)、叔父に05年高松宮記念(GI)を勝ったアドマイヤマックスがいる血統。06年セレクトセール当歳にて2億1000万円(税抜)で落札されていた。
昨年7月1日のデビュー戦(福島・芝1800m)は、1番人気に推されるも7着。その後も2着1回、3着1回はあったものの、勝ち切れないレースが続いていた。通算成績8戦1勝。