現地時間29日、米・サンタアニタパーク競馬場でTOKYO CITY CUP(4歳上、米G3・オールウェザー12f、7頭立て)が行われた。
レースは6番人気のナイアガラコーズウェイ Niagara Causeway(牡5、米・L.パウエル厩舎)が、2着のチャーチサービス Church Serviceとの接戦をハナ差制して優勝。勝ちタイムは2分29秒00(良)のトラックレコードとなった。優勝騎手は03年ジャパンCダート(GI)をフリートストリートダンサー Fleetstreet Dancerで制したJ.コート騎手。さらに3/4馬身差の3着にはビッグブースター Big Boosterが入った。
なお、本年よりBCダートマラソン(ダート12f)が新設されることに伴い、このレースはその第一ステップレースとして、当初のダート9fから距離を変更して実施されている。
また、当日はJapan Family Dayとしてさまざまな日本を紹介するイベントがサンタアニタパーク競馬場内で実施され、中でもアマチュア相撲のデモンストレーション、相馬野馬追、和太鼓演奏、空手、真剣道の迫力ある演技、技が多くの競馬ファン、家族連れを喜ばせた。
このイベントはTCK(大井競馬場)とサンタアニタパーク競馬場の姉妹提携の一環事業として両競馬場の協力のもと実現。ロサンゼルス総領事館の協力も得て年々内容も充実し、盛大なイベントとなった。優勝馬のプレゼンテーターとして、大井競馬場からは役員が訪れ、大きな七宝焼きのトロフィーが優勝馬オーナーに贈呈された。