東京5Rのメイクデビュー東京(芝2000m)は1番人気キングノジョー(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分2秒4(良)。2馬身半差の2着に7番人気ウィッシュツリー、さらにアタマ差の3着に3番人気ヘヴンウィンドが入った。

　キングノジョーは美浦・田中博康厩舎の2歳牡馬で、父シルバーステート、母パレスルーマー(母の父Royal Anthem)。

レース後のコメント

1着　キングノジョー(C.ルメール騎手)
「スローペースでもいい瞬発力を見せてくれました。距離ももちますし、すごく良い感じで楽しみです」

(田中博康調教師)
「スタートを出て、ハミ受けが良いのでスローペースになった時がどうかと思いましたが、しっかり我慢してくれましたし、内容としては良いレースをしてくれました。難しいレースでしたが、センスがあると思います。次走については様子を見て決めていきます」

2着　ウィッシュツリー(津村明秀騎手)
「返し馬で非力な感じを受けましたが、背中の良い馬です。あまりに遅かったので勝負に動いて行きましたが、追い出して速くなったところで手前をコロコロ替えていました。それは今後変わってくると思いますし、現状よく頑張っています」

3着　ヘヴンウィンド(池添謙一騎手)
「口向き、操縦性に難しさがありますが、トビが大きく綺麗な走りの馬です。もう少し乗りやすさが出ればいいと思います」

4着　トリフォラート(三浦皇成騎手)
「追い切りに乗った時から背中が良くて、気性も体もこれから良くなる馬だとは思いますが、背中が本当に良くて、初戦から力を見せてくれました。本格化するのはもっと先だと思いますが、今後が楽しみな一頭です」

5着　リリカルガンマン(戸崎圭太騎手)
「おとなしくてスタートセンスが良い馬です。初戦ですし逃げるのもどうかと思い、ペースに乗って行けました。最後もジリッと頑張っています」