6日、札幌競馬場で行われた6R・フレッシュチャレンジ(ダート1000m)は、五十嵐冬樹騎手騎乗の1番人気サクラシャイニー(牡2、北海道・林和弘厩舎)が、道中は好位を追走すると、3コーナー過ぎから持ったままの手応えで進出。直線に向いて追い出されると、一瞬にして後続を突き放し、4番人気リチェルカーレに8馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは1分00秒8(良)。この勝利がサクラプレジデント産駒、同時に今年の新種牡馬産駒の初勝利となった。
勝ったサクラシャイニーは、父サクラプレジデント、母はJRA3勝のサクラフューチャー(その父サクラユタカオー)。伯父にサクラローレル(天皇賞・春-GI、有馬記念-GI)がいる血統。
同馬の父サクラプレジデントは、父サンデーサイレンス、母セダンフォーエバー(その父マルゼンスキー)という血統。新馬戦以外はすべて重賞競走に出走し、02年札幌2歳S(GIII)、03年札幌記念(GII)、04年中山記念(GII)と3年連続重賞制覇を達成。また、GIでも02年朝日杯フューチュリティS・2着、03年皐月賞・2着と好走を見せていた。なお、中山記念では1分44秒9(良)の驚異的なコースレコードを記録。通算12戦4勝(重賞3勝)の成績を残した。現在は北海道・新ひだか町のレックススタッドで繋養されており、初年度は106頭に種付けして69頭が血統登録されている。