【マイルCS】史上初の外国馬Vなるか 欧州マイル王のチャリンが参戦だ

2024年11月13日 19:00

レースが行われる京都競馬場(c)netkeiba

 欧州マイル路線で8戦連続連対中のチャリン(Charyn、牡4、英・R.ヴェリアン厩舎)がマイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)に参戦する。連覇を狙うナミュールや昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグなど強力メンバーが揃ったが、史上初の外国馬Vなるか。

 チャリンは父Dark Angel、母Futoon、母の父Kodiacの血統。ここまで18戦7勝。3歳時は善戦止まりだったが、4歳を迎えて本格化した。4走前のクイーンアンS(英G1)でG1初制覇を果たすと、続くジャックルマロワ賞(仏G1)も3馬身差で圧勝。前々走のムーランドロンシャン賞(仏G1)では2着に敗れたが、前走のクイーンエリザベスII世S(英G1)で3つ目のG1タイトルを獲得した。

 同レースではドバイターフ(首G1)でナミュールらを破ったファクトゥールシュヴァル(Facteur Cheval)に2馬身差を付ける完勝。今では誰もが認める欧州最強マイラーの座に君臨しているが、来年から種牡馬となるため、今回がラストランの予定となっている。

 マイルCSに外国馬が出走するのは、11年のサプレザ以来、13年ぶりで延べ12頭目となる。過去最高着順は09年、11年の同馬による3着。チャリンはレース史上初の外国馬Vを手土産にスタッドインとなるか。これまでマイルCSに挑戦した外国馬の中でも、勢いが段違いの一頭。夫人が日本人のヴェリアン調教師にとっても、非常に力の入る一戦となりそうだ。

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