11月17日の福島5R・2歳新馬(芝1800メートル＝14頭立て)は、1番人気のウインファヴォリ(牡2歳、美浦・栗田徹厩舎、父リオンディーズ)が、直線での叩き合いを制してデビューVを決めた。勝ち時計は1分50秒5(良)。

　

　好位追走から強気に3コーナーで先頭に並びかける。4コーナーでは外にふくれる面も見せたが、直線では抜かさせない勝負根性で押し切った。入線後にはホリー・ドイル騎手を振り落とす若さを見せたが、叔父にG1を2勝したウインブライトを持つ良血馬が潜在能力の高さを示す勝利を飾った。

　ドイル騎手は3年連続で短期免許を取得し、9日の福島競馬から騎乗。来日25戦目で今年のJRA初勝利を挙げた。