重賞初制覇を目指すサトノシャイニング(24年11月撮影、ユーザー提供:sapphireさん)
昨秋の東スポ杯2歳Sで2着だったサトノシャイニング(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)が、きさらぎ賞(3歳・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
サトノシャイニングは父キズナ、母スウィーティーガール、母の父Star Dabblerの血統。母は15年の亜G1・サンイシドロポトランカス賞を制している。
ここまで2戦1勝。昨年9月の中京の新馬(芝2000m)は好位から抜け出して完勝。その後はリフレッシュを挟み、東スポ杯2歳Sに参戦。後にホープフルSを制するクロワデュノールには伸び負けたものの、しっかりと脚を使い、3/4馬身差の2着に食い下がった。3戦3勝の2歳王者に「最も迫った馬」であり、間違いなく大舞台を意識できる素材だ。
杉山晴紀厩舎は現3歳世代も逸材揃い。牡馬はホープフルSで2着だったジョバンニ、牝馬はフェアリーS覇者のエリカエクスプレスがエース格だが、サトノシャイニングも負けてはいられない。ここで重賞初制覇を果たし、春の大舞台に堂々と駒を進めてみせる。