新種牡馬のブラックブロッサム(c)netkeiba
3日、北海道浦河町のイーストスタッドで2025年種牡馬展示会が開催された。この日展示されたのは新種牡馬のブレークアップ(7歳、父ノヴェリスト)をはじめ、近隣の辻牧場に繋養されているブラックブロッサム(6歳、父キタサンブラック)や、スズカソブリン(6歳、父No Nay Never)など4頭含む合計25頭。
人気のマジェスティックウォリアー(20歳、父エーピーインディ)、バンブーエール(22歳、父アフリート)、ヘンリーバローズ(10歳、父ディープインパクト)、ダノンレジェンド(15歳、父Macho Uno)も元気な姿を見せて、来るべき配合シーズンにむけて順調さをアピールした。
集まった関係者を前に同スタッドの谷川社長は「たくさんの方々のご協力で、昨年は904頭の繁殖牝馬を迎え入れることができました。この展示会がみなさまに取りまして配合種牡馬選びの一助になれば幸いです」とあいさつし、配合を呼び掛けた。
種牡馬展示会は、配合シーズンを前に生産者らに対して実際に種牡馬を披露し、競走成績や血統、馬格、コンディションなど確認してもらおうというもの。近年では年が明ける前に「満口」となるような馬もいるが、生産者の中には実際に種牡馬を見てから配合を決める人も多く馬産地では重要なイベントとして位置づけられている。