【フェブラリーS】史上最高齢Vなるか タガノビューティー&メイショウハリオが挑む

2025年02月19日 19:00

タガノビューティー(写真左、撮影:稲葉訓也)とメイショウハリオ(写真右、撮影:高橋正和)

 ともにJpn1覇者のタガノビューティー(牡8、栗東・西園正都厩舎)とメイショウハリオ(牡8、栗東・岡田稲男厩舎)が、フェブラリーステークス(4歳上・GI・ダ1600m)の史上最高齢制覇を狙う。

 今年で42回目を迎えるフェブラリーSだが、GI昇格以前も含め、最高齢制覇は88年のローマンプリンスの7歳。8歳以上は一度も勝ったことがなく、GIに昇格した97年以降に限ると延べ44頭が走り、08年のブルーコンコルド、13年のエスポワールシチー、21年のエアスピネルの2着が最高着順となっている。ダートは高齢馬が強いと言われるが、フェブラリーSに関してはそうでもないようだ。

 しかし、今年は歴史が変わるかもしれない。というのも8歳のJpnI勝ち馬2頭が参戦するからだ。タガノビューティーは昨年のJBCスプリントの覇者。前走の競争中止を除くと、東京ダートは【5-5-3-6】と相性が良く、昨年のフェブラリーSでも2着と同タイムの4着に健闘しているので、好勝負が期待できる。もう1頭のメイショウハリオは22年と23年の帝王賞、23年のかしわ記念の覇者。23年秋以降は勝利がないが、昨年のJBCクラシックでも2着に食い込んでいるように、決して衰えはない。フェブラリーSは23年3着以来の参戦。序盤である程度付いていければ、突き抜けるシーンがあるだろう。

 レース史に新たな1ページを刻むことができるか。長くダート界を盛り上げてきた古豪2頭の走りに要注目となる。

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