4連勝を目指すニューバラード(24年12月撮影、ユーザー提供:直線叫びニキニキさん)
一族に活躍馬が揃っているニューバラード(牡4、美浦・尾関知人厩舎)が、土曜東京10Rの金蹄ステークス(4歳上・3勝クラス・ダ2100m)で4連勝を狙う。
ニューバラードは父ニューイヤーズデイ、母バラダガール、母の父ハーツクライの血統。母はJRAで2勝。祖母のバラダセールは11年の亜1000ギニーと亜オークスの覇者。叔父のサトノフラッグは20年の弥生賞の勝ち馬で、同年の皐月賞が5着、菊花賞が3着。そして叔母のサトノレイナスは20年の阪神JFが2着で、21年の桜花賞が2着、日本ダービーが5着だった。
ここまで5戦3勝。デビューからの2戦は3着だったが、昨年5月の未勝利で初勝利。そこから休み休みのローテーションながら1勝クラス、2勝クラスと3連勝を果たし、ダートの中長距離馬として頭角を現してきた。
今回は約2カ月の休み明けに加え、3勝クラスへの昇級戦となる。ハギノサステナブルやサクラトップリアルなど骨っぽいメンバーが揃ったが、まだ底を見せていないのは大きな魅力だ。ここも通過点にして、叔父や叔母と同じように重賞戦線で活躍してくれることを期待したい。