11日、旭川競馬場で行われた4R・ルーキーチャレンジ(ダート1000m)は、先手を取った五十嵐冬樹騎手騎乗の1番人気{horse=2006106812:エフテーダージー}(牝2、北海道・伊藤隆志厩舎)が、直線に向いてリードを広げ、2番人気モエレオリヒメに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分03秒1(良)。この勝利が新種牡馬ダージー産駒の初勝利となった。
勝ったエフテーダージーは、父ダージー、母ノーブルファニー(その父ディアブロ)という血統。4日のデビュー戦は1番人気で2着に敗れており、今回が2戦目での勝ち上がりとなった。
同馬の父ダージーは、父Seeking the Gold、母Colorado Dancer(その父Shareef Dancer)という血統の米国産馬。現役時代はイギリスで1戦0勝の成績だったが、全兄に00年ドバイワールドC(首G1)などG1・4勝のドバイミレニアム Dubai Millenniumがいる血統背景から、05年に日本で種牡馬入り。初年度は37頭が血統登録されている。