JAみついし、三石軽種馬生産振興会が主催する「第51回三石軽種馬育成管理品評会(2007年生産馬)」が11日、審査員が出陳牧場をまわる巡回式審査で行われた。1歳馬の育成、馴致を競う品評会は、かつては各町村で行われていたが、現在では三石地区と平取地区を残すのみ。それでも伝統ある行事を残そうという関係者の熱意で今年も行われることになった。
今回は、牡12頭・牝12頭の計24頭が出陳され、朝井洋JRA日本中央競馬会日高育成牧場場長と木村慶純JBBA日本軽種馬協会静内種馬場場長らが育成管理、馴致などについて観察。厳正な審査の結果、牡馬の最優秀賞は現役活躍馬ケージームサシなどを生産した松本牧場が出陳した「ジョイポップ2007(父Holy Bull、母の父Red Ransom)」が、牝馬の最優秀賞はマイネルベナードなどを生産した沖田忠幸氏の「ジョージアキヨの2007(父バゴ、母の父ミルジョージ)」が受賞した。